浪曲名人会    広沢虎造 (二代目)    
    　　　　　　　　　　　　　　【清水次郎長伝】はお楽しみ頂けましたでしょうか〃
　　　　　　　　　　　　　　今回は、【清水次郎長外伝】を追加しました。
　　　　　　　　　　　　　　どうかお楽しみ下さい〃		  
     東海道五十三次   　　　　　　　演目を左クリックするとページが開き、
　　　　　　　名調子が流れます〃		  
        
       		   ① 勝五郎の義心   
    ② お蝶の焼香場   
    ③ 久六の悪だくみ   
    ④ 次郎長の計略   
    ⑤ 大野の宿場  
    ⑥ 代官斬り   
    ⑦ 秋葉の火祭り   
          ⑧ 鬼吉の喧嘩状   
                ⑨ 大瀬の半五郎(前編)   
    ⑩ 大瀬の半五郎(中編)   
    ⑪ 大瀬の半五郎(後編)   
     ⑫ 次郎長と玉屋の玉吉  
                 
 
二代目 広沢虎造
明治32年5月 東京府東京市芝区白金に生まれた 本名 山田信一
子供の頃から浪花節が好きで 東川春燕と名乗り 街の人気者となる １５、６歳の頃に天狗連の真打ちに
１９歳の時には大阪へ走って 初代広沢寅吉の弟子になり ２３歳で真打ち 二代目広沢虎造を襲名した
師匠譲りの関西節から 中京節の鼈甲斎虎丸や 関東節の木村重松らの節回しを 独自に取り入れた
虎造節 に節を作り変えた
また 当時 八丁荒らしと 呼ばれていた 神田伯山の講談 次郎長伝を聴き その歯切れのいい啖呵に惚れ
込んだ 神田伯山の弟子 神田ろ山から学んだ清水次郎長伝で とりわけ森の石松を題材にした 石松三十
石船道中は 人気が高く 『寿司食いねえ』 『馬鹿は死ななきゃなおらない』 などの文句は 関東節の張りと
関西節の低音の節回しの良さを取り入れ 他の追随を許さぬ 浪曲界一の人気者になった
昭和34年に脳溢血で倒れ 言語障害を発症 昭和３８の引退興行を最後に浪曲界から身を引いた
昭和３９年に死去 享年６５歳
     		  
                 
      広沢虎造 清水次郎長伝